湖西エリア13年ぶりの新店! 「フレンドマート今堅田店」の売場を解説

取材・文:森本 守人 (サテライトスコープ代表)

フレンドマート今堅田 店外観

フレンドマート今堅田(いまかたた)店
滋賀県大津市

●取材記者の注目ポイント●

●鮮魚の対面販売で鮮度をアピール
●鉄板コーナー導入でできたて総菜を提供
●地元ブランド牛「近江牛」を品揃え

 平和堂(滋賀県/平松正嗣社長)は10月31日、滋賀県大津市に「フレンドマート今堅田店」(以下、今堅田店)をオープンした。大津市内では5年ぶり、湖西エリアでは13年ぶりの新規出店となる。

 今堅田店はJR湖西線「堅田」駅から北東800mの場所に立地する。23年1月に閉店した「スーパーセンターイズミヤ堅田店」の跡地に出店した。隣接する「カインズ堅田店」(11月12日オープン)、さらに湖西エリア初登場となる「無印良品堅田」(11月21日オープン)とともに、近隣型ショッピングセンター(NSC)「レイクウェル堅田」を形成している。琵琶湖大橋につながる国道477号と、滋賀県道558号高島大津線の交差点に面し、クルマでのアクセスは良好である。

 1次商圏とする1㎞圏内には新興住宅地が広がり、20~30代の若い世代や単身・少人数世帯が多い。一方、

この記事をさらに読むと、生鮮の対面販売による鮮度アピールや、鉄板コーナー・彩華園ブランドによるできたて総菜の提供など、幅広い層をターゲットとした競合店と差別化するための具体的な商品政策について理解することができます。

続きを読むには…

この記事はDCSオンライン+会員限定です。
会員登録後、DCSオンライン+を契約いただくと読むことができます。

DCSオンライン+会員の方はログインしてから閲覧ください。

取材・文

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2025 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態