オーケー最新店「青葉台店」レポート 冷凍食品売場がさらに進化
鮮魚は全体の半分近くが
冷凍商品の売場に
実際に売場を見ていくと、生鮮の鮮魚、精肉でも冷凍素材を豊富に揃える。これは近年のオーケーの売場ですでに行ってきたことだが、取材時にはユニークな独自商品の数々が目にとまった。
たとえば鮮魚売場では、フレッシュ商品とほとんど同じくらい売場を割いて、冷凍の素材や加工品を販売する。
加工品では、近年オーケーはレンジアップするだけで食べられる簡便商品を拡充している。こだわりのレンジアップ商品を揃えるオリジナルシリーズ「漁港食堂」では、焼き魚や鍋を揃える。鍋は寒い時期限定で販売する商品で、一定の支持を得ているという。
部門間で連携し
商品開発を推進
精肉部門でも売場の一角に冷凍肉のコーナーを展開。ここでも加熱するだけで食べられる商品が充実している。近年は、鮮魚、精肉のバイヤー同士でも連携を図りながら商品開発に注力しているようで、独自商品や、他店で見られない商品を並んでいた。
とくに焼き鳥は大きくコーナー化し、モモやねぎ間などの一般的なメニューだけでなく、カシラやホルモン、レバーなど合わせて10種類以上を扱い、POPを使ってフライパンを使ったおいしい焼き方も紹介している。
また、近年商品開発を進めてきた冷凍ミールキット商品では、米飯とともに加熱するだけでボリューム満点の炒飯ができる商品を提案していた。