北陸が地盤の食品スーパー、アルビスは7月15日、名古屋市中村区に「中村二瀬店」をオープンした。同社としては愛知県初進出となる。
富山県に本社を置くアルビスは、2024年3月期に営業収益1000億円の突破を目指しており、21年3月期に61店だった店舗数を72店に増やす計画。24年3月期までに愛知・岐阜エリアで5店舗の出店を計画しており、中村二瀬店は19年4月に開業した「美濃加茂店」(岐阜県)に次いで同エリアでは2店舗目となる。
中村二瀬店は名古屋駅から車で約15分、地下鉄東山線・岩塚駅から徒歩7分に立地する。売り場面積は1827平方メートルで、74台分の駐車場を備える。北陸で水揚げされた鮮魚を当日中に店頭に並べるほか、北陸産の野菜や果物も豊富に取り揃える。
日配・グロサリー部門では、地元メーカーの食品に加えて、北陸の日本酒や調味料、米菓、和・洋菓子などを取り扱う。また、総菜・ベーカリー部門では、能登の大納言あずきなど北陸の素材を使用した焼きたてパンやピザなどを提供する。
同店の営業時間は午前9時から午後9時45分で、初年度の売上高は18億円を目標とする。