ミニストップ、ソフトクリーム専門店の出店を開始、早期に100店舗目指す
ミニストップはソフトクリーム専門店「MINISOF(ミニソフ)」の出店を始めた。同社のコンビニエンスストアで人気のオリジナル商品であるソフトクリームを専門店化することで、新たな収益の柱に育てる狙い。
3月5日に横浜駅地下街に「横浜ポルタ店」、同13日に「イオンモール京都五条店」を出店しており、今後は三大都市圏を中心に順次、店舗を増やしていく。将来的にはフランチャイズ展開を進めていく予定で、早期に100店舗を目指す。
コンビニ商品と同様のソフトクリームのほか、北海道産のイチゴを使った「のむソフトクリームパフェ いちご」(税込み540円)、大きなワッフルコーンを使用した「ワッフルソフトクリーム マンゴー」(490円)など20種類ほどの商品を販売する。
なお、同社の2020年2月期の連結業績は、営業総収入が前期比5.8%減の1934億円、営業損益が30億円の赤字(前期は5億円の赤字)、純損益が57億円の赤字(同9億円の赤字)だった。
19年7月からおにぎりの全品100円販売を始めたことで、既存店売上高は0.6%増と前年実績を上回ったが、国内店舗数が200店舗の純減となったことで、加盟店からのロイヤルティー収入が減った。