【新店速報】「ヤオコーまるひろ上尾SC店」 “南北いいとこどり”の全方位MDに注目!
鮮魚・精肉ともに充実の品揃え
売場面積は約720坪と広めだ。ヤオコーの「南北政策」では、主に南エリアでは「肉」、北エリアでは「魚」に重点を置いているが、前述のとおり”いいとこどり”を志向するまるひろ上尾SC店では、鮮魚、精肉の両部門でこだわりの商品を揃えた。
このうち鮮魚売場では、豊洲市場から仕入れた新鮮な近海魚を対面販売で訴求する。取材時は「金目鯛」(1尾598円:以下税別)や「活あわび」(1盛500円)、「生さんま」(1尾158円、2尾298円)などを取り揃えていた。夕方には、味付け魚や刺身の盛り合わせなど、即食・簡便ニーズに合わせた品揃えを充実させるという。
精肉売場では牛肉を大きく展開し、ヤオコー厳選の九州産黒毛和牛「黒樺牛(くろはなぎゅう)」を各部位揃えており、POPを活用して価値訴求する。一方で、頻度品である豚・鶏では「豚肩ロース切落し」(100g148円)「香味どりモモ肉」(同99円)など値頃感の強い商品で価格訴求していた。


総菜売場はヤオコーらしさ溢れるラインアップ
若いファミリー・単身者向けの即食・簡便商品も充実している。総菜売場では、ヤオコー名物の「鉄板巻上げ自家製厚焼玉子」(398円)を揃えるほか、同商品を使用した「鉄板巻上げ厚焼き玉子かつサンド」(398円)や「自家製厚焼玉子の五目ちらし」(398円)などの派生商品を展開していた。
また、こちらもヤオコーでお馴染みの「あずき香る粒あんおはぎ」(282円)もコーナー展開する。ギフト需要にも対応できるよう箱入りにした「手造りおはぎ きなこ・粒あん・ずんだ」(396円)のような商品も並べ、百貨店時代からのお客にもアプローチしていた。
まるひろ上尾SC店は、初年度売上高29億円を見込む。駅前好立地かつ注目施設内への出店により、空白地帯のシェアを獲得できるか。
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