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コストコの中国1号店開業、来店客殺到で予定より早く営業終了

コストコ店内イメージ
8月27日、米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが上海に開設した中国第1号店が27日開業したが、来店客が殺到して近隣に交通渋滞が生じるなどしたため、予定よりも早く初日の営業を終了する事態に追い込まれた。写真は5月に米カリフォルニア州のコストコで撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[上海 27日 ロイター] – 米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールは27日、上海市内に中国第1号店を開業したが、来店客が殺到して近隣に交通渋滞が生じるなどしたため、予定よりも早く初日の営業を終了する事態に追い込まれた。

中国のソーシャルメディアに投稿された動画には、閔行区にオープンした店舗に数千人が詰めかけている様子や、駐車するのに3時間待つ可能性があると警告する掲示が掲げられているのが写っている。

ある近隣の学校は保護者に交通事情に関する注意を通知。「コストコのオープンに伴い、きょう午後の下校は大きく遅延しかねない」とのメッセージを発信した。

上海市が運営するメディアは現地時間午後2時43分(0622GMT、日本時間午後3時22分)、地元当局の発表としてソーシャルメディアに、店舗が営業終了時間を前倒ししたと投稿。

当局のコメントとして、「開店した店舗に多数の人が殺到していることから、安全のため、住民にはピーク時を避けて来店するよう求める」と書き込んだ。

コストコは、ロイターのコメント要請に応じていない。