1人当たり購入金額が対前年比で増加傾向にある精肉市場、新たな価値提案が重要に
精肉売場ケース・メソッド
最近オープンした新店の精肉売場から、注目される事例を紹介する。これまで以上に価値を前面に打ち出す売場づくりが行われており、地域ブランド肉や希少価値、簡便性、メニュー提案など、食卓に変化をもたらし、関心を高める取り組みが行われている。
ゆめマート西条
ゆめマート西条(広島県東広島市/2022年10月オープン)では、一頭買いだからこそ可能な、希少部位のブロック肉を陳列し、品質へのこだわりを訴求する
ヨークベニマル常陸太田店
ヨークベニマル常陸太田店(茨城県常陸太田市/2023年4月オープン)では、地域ブランドの「常陸牛」を訴求。焼肉用セットやローストビーフ用ブロックなどを展開し、味のよさをアピール
ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘西落合店
ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘西落合店(東京都新宿区/2022年11月オープン)では、冷凍肉コーナーで、馬刺しや焼き鳥を展開。手軽さを訴求する
マルエツ川口樹モールプラザ店
マルエツ川口樹モールプラザ店(埼玉県川口市/2023年5月オープン)では、つまみ用の肉総菜を専用コーナー化。即食性の高い商品を揃え、家飲み需要に対応する
原信紫竹山店
原信紫竹山店(新潟市中央区/2023年4月オープン)は、肉をおいしく食べるために開発されたオリジナルの「秘伝ブレンド」のスパイスをまぶした味付け肉を新たに導入。POPなどで訴求する
※掲載した商品はすべて取材時のものです。現在の売場と異なる場合があります。