用途、素材別「POP制作に向いているペン」とは!? POPプロが愛用しているペンを紹介
温もり感を演出する筆ペン!
個性的な味ある文字を表現できる筆ペンは、簡単に和のイメージや温もり感を演出することができます。筆記線幅やインク色の種類が豊富で、商品やサービスのイメージに合わせて書くことができます。
たとえば、一番大きく書きたいキャッチコピーには「ぺんてる筆」(ぺんてる)の「太字」、商品説明などのコピーや、ひと言POPを書く時には「細字」を使います。
ぺんてる筆は黒1色しかないため、商品やサービスに関連した色を使用したい場合は「アートブラッシュ」(ぺんてる)などを使っています。明るい印象にしたい場合は、明度・彩度の高いスカイブルーやピンク、ライトグリーンなどの色を使うことが多く、逆に温かい印象にしたい場合は、明度・彩度の低いセピアやパープルを使っています。
また、フェルトペンなのに筆ペンのような文字が書ける「筆日和」(呉竹)は、ペン先部分が毛筆タイプより短く固いため安定した文字を書くことができます。商品説明などの小文字を書く時に便利です。
そして、華やかな印象を持たせたい場合は、黒色用紙でも発色の良いラメ入り「ぺんてる筆 金の穂 / 銀の穂」を使用することがあります。豪華な演出になりますので、高額商品やお正月やクリスマスなどのイベントPOPに役立つと思います。
以下、紹介した4つの筆ペンの特徴をそれぞれ解説していきます。
ぺんてる筆(ぺんてる)
【特徴】ナイロン毛の毛筆。墨液タイプは、速乾ではないが滑らかな書き心地でインクがしっかりと紙にのる。水性顔料インキタイプは、乾燥後は耐水性・耐光性に優れ、水を扱う売り場や太陽光が差し込む売り場に適している。
【ペン先】筆記線幅は極細字・中字・太字の3種類。
【カラーバリエーション】黒色のみ(2023年1月現在)カートリッジ式替インクあり。
【相性の良い素材】紙(上質紙、ダンボール、和紙)など
アートブラッシュ(ぺんてる)
【特徴】ナイロン毛の毛筆。水性顔料インキ。乾燥後は耐水性に優れ、水を扱う売場に適している。2色を使用してグラデーションを作ることができる。
【ペン先】筆記線幅は中字のみ。(地域限定で極細字が販売されている)
【カラーバリエーション】全18色(2023年1月現在)カートリッジ式替インクあり。
【相性の良い素材】紙(上質紙、ダンボール、和紙)など
筆日和(呉竹)
【特徴】フェルトタイプ。水性インク。インク垂れの心配がない安定した書き心地。明度・彩度の低い濃いインク色。
【ペン先】筆記線幅は筆圧によって太さを調整できる丸芯(ペン先太さ0.1~4mm)
【カラーバリエーション】全12色(2023年1月現在)
【相性の良い素材】紙(上質紙、ダンボール、和紙)など
ぺんてる筆 金の穂 / 銀の穂(ぺんてる)
【特徴】ナイロン毛の毛筆。水性顔料インキ。黒色用紙でもキレイな発色。速乾ではないが乾燥後は耐水性に優れ水を扱う売り場に適している。
【ペン先】筆記線幅は中字のみ。
【カラーバリエーション】金と銀の2色(2023年1月現在)
【相性の良い素材】紙(上質紙、ダンボール、和紙)など
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