コロナ禍で制約を受ける店頭販促、大規模な催事展開を行うチャンスに

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各種のプロモーションは効果を肯定的に評価

 「各プロモーション施策への評価」については、「メーカーのテレビCM」について「効果がある」という回答が28社と多く、高い評価を受けている。

 「メーカーの消費者キャンペーン」(22社)や「チェーンタイアップキャンペーン」(17社)なども「効果がある」という回答が多かった。

 そのほかプロモーションに関する意見としては、「高い年齢層を中心にテレビCM効果は高い」、「メディアなどで見聞きした商品が実際に店舗で大陳されていることで相乗効果が大きくなる」、「消費者キャンペーンはSNSでの効果も大きくなっている」「購入条件付きのキャンペーンは買上点数増につながる」などの回答があった。

「ディスプレイコンテストに関するアンケート」Q9各プロモーション施策への評価

 次に「コンテスト参加に新型コロナウイルスが影響を与えたか」という質問を行った。「いいえ」という回答が23社と多く、「はい」は5社のみ。コンテストの参加決定自体には、コロナ禍の影響は少なかったようだ。

「ディスプレイコンテストに関するアンケート」Q10コンテスト参加に新型コロナウイルスが影響を与えたか

 このほか自由回答では、「ステイホームが多くなる中で、お客さまをどう楽しませるかをよく考えるようになった」「フィールドスタッフが巡回しにくい状況だったため、逆にコンテストへの参加を増やした」などのプラス面を指摘する声もあった。

 最後に、「今後こういったコンテストが実施されたら参加を検討したい」という企画についての自由回答を求めたところ、「繁忙期以外で売上が見込める企画」「店全体で取り組めるカテゴリーを超えた企画」「少量陳列でも参加できる企画」「関連商品の売上アップにつながる企画」「同カテゴリーでの複数メーカーの対決企画」など、多様な意見が寄せられた。

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