コロナ禍で制約を受ける店頭販促、大規模な催事展開を行うチャンスに
各種のプロモーションは効果を肯定的に評価
「各プロモーション施策への評価」については、「メーカーのテレビCM」について「効果がある」という回答が28社と多く、高い評価を受けている。
「メーカーの消費者キャンペーン」(22社)や「チェーンタイアップキャンペーン」(17社)なども「効果がある」という回答が多かった。
そのほかプロモーションに関する意見としては、「高い年齢層を中心にテレビCM効果は高い」、「メディアなどで見聞きした商品が実際に店舗で大陳されていることで相乗効果が大きくなる」、「消費者キャンペーンはSNSでの効果も大きくなっている」「購入条件付きのキャンペーンは買上点数増につながる」などの回答があった。
次に「コンテスト参加に新型コロナウイルスが影響を与えたか」という質問を行った。「いいえ」という回答が23社と多く、「はい」は5社のみ。コンテストの参加決定自体には、コロナ禍の影響は少なかったようだ。
このほか自由回答では、「ステイホームが多くなる中で、お客さまをどう楽しませるかをよく考えるようになった」「フィールドスタッフが巡回しにくい状況だったため、逆にコンテストへの参加を増やした」などのプラス面を指摘する声もあった。
最後に、「今後こういったコンテストが実施されたら参加を検討したい」という企画についての自由回答を求めたところ、「繁忙期以外で売上が見込める企画」「店全体で取り組めるカテゴリーを超えた企画」「少量陳列でも参加できる企画」「関連商品の売上アップにつながる企画」「同カテゴリーでの複数メーカーの対決企画」など、多様な意見が寄せられた。
MDと販促の教科書 の新着記事
-
2022/12/20
2022年実施ディスプレイコンテスト -
2022/12/20
多種多様な加盟店が参加しやすく売上が連動するコンテストにメリットあり=全日本食品 -
2022/12/19
コロナ禍で制約を受ける店頭販促、大規模な催事展開を行うチャンスに -
2022/12/19
コロナ禍が続くなか、気づきや発見のある提案型の売場で売上づくりを
この特集の一覧はこちら [4記事]
関連記事ランキング
- 2025-11-05卸オリジナル商品市場、国産原料や健康訴求で差別化、付加価値型オリジナル商品を強化
- 2025-11-06シチュー市場、アレンジメニューやクロスMD提案で、秋冬以外の店頭露出の増加をめざす
- 2025-11-21鍋市場、需要の多様化が進み 関連商品が続々
- 2025-11-04即席麺市場、コスパ・簡便性で再評価が進み、市場は安定成長を維持
- 2025-04-25ドレッシング市場、サラダ以外の汎用使いが浸透、野菜高騰下でも堅調に推移
- 2021-07-262021年の精肉市場はどうなる?販売データや大手食品スーパーの売場からトレンドを探る!
- 2025-02-19「キシリクリスタル」が大成功を収めたパッケージ刷新の裏側にあった危機感
- 2022-08-18だし市場、21年度も堅調に推移 さまざまな形状の商品で需要に対応
- 2022-09-21増加傾向にある食物アレルギー、メーカーによる取り組みも活発化
- 2023-03-23食用油市場、22年度は価格改定が進み、過去最大の市場規模を更新







前の記事