「肉=岩塩」と決めつけていませんか?「おいしい」塩の使い方、選び方
塩の選び方①
ミネラルバランスを確認
塩はミネラルの塊であり、ミネラルごとに味わいが異なります。味わいの違いは次の4種類に分類されます。
- ナトリウム…ストレートなしょっぱさ
- マグネシウム…おいしい苦味、コク、うま味
- カルシウム…甘味
- カリウム…涼しい酸味
商品パッケージの裏面には必ず「食塩相当量(≒塩化ナトリウムの含有量)」が記載されています。その数字を見ることでしょっぱさの強弱を推測できます。また、メーカーによってはナトリウム以外のミネラルの含有量も表示していることがあるので、パッケージの裏側は必ずチェックしましょう。
塩の選び方②
結晶の形や大きさに注目する
塩の形や大きさは触感や味の感じ方、余韻の長さに影響します。塩の形は小さなキューブ状が基本ですが、フレークのように薄い板状になってサクサク触感を楽しめるものや、ピラミッドの形をしたものもあります。
さらに、片栗粉のように細かく、パウダー状で溶けやすいものや、カリっとした触感が楽しめるくらいの粒の大きさの塩もあります。塩のパッケージは透明なものが多いので、形や大きさを確認してみましょう。

0