ドリンクヨーグルト市場、機能性だけでなくおいしさでも選ばれ、市場動向は底堅く
ドリンクヨーグルトはおいしさでも高い支持
ライフスタイルの変化に伴い、家庭内でのパーソナル化が進み、ドリンクヨーグルトは1人消費が拡大し、飲み切るまでの日数が長期化する傾向にある。そのため、大容量ドリンクヨーグルト市場は前年割れが続いている。そこで明治では、「明治ブルガリアのむヨーグルト」の大容量を廃止し、中容量のラインアップを拡充。3日以内においしく飲み切れる最適量を400gに設定した。ドリンクヨーグルトに期待されるおいしさや機能に特化した4品をラインアップしている。
よつ葉乳業では、濃厚なミルク感と、とろりとした食感が特長の機能性表示食品「よつ葉 北海道のむヨーグルト」を展開。同社独自の「乳酸菌YRC3780株」により、仕事や勉強による一時的な心理的ストレスをやわらげる機能や睡眠の質を高める2つの機能が報告されている。
ドリンクヨーグルトはおいしさでも選ばれていることから、おいしさに特化した商品の品揃えにも注力したいところだ。