ドリンクヨーグルト市場、コロナ特需の反動で前年割れが続くが22年6月以降は回復基調
癒しを求めるユーザーにおいしさを追求した商品を提案
ドリンクヨーグルトは機能だけでなく、おいしさでも支持されており、飲用シーンとしては「リラックスしたい時」など、癒しに対するニーズが高いようだ。
明治では、北海道十勝産の生乳から見出した独自の乳酸菌「十勝ミルク乳酸菌TM96」を使用したミルク感たっぷりの「明治moreミルクヨーグルト」をこの春に発売した。
よつ葉乳業では、北海道産の乳原料を100%使用した「よつ葉北海道のむヨーグルト」を展開。濃厚なミルク感のある味わいが特長だ。また、バターミルクを配合することで、特有のミルキーでクリーミーな風味を表現した「よつ葉北海道のむバターミルクヨーグルト」をラインアップしている。
こうしたおいしさを求めるユーザーは一定数いることから、ドリンクヨーグルトは機能性に偏りすぎずに、おいしさを訴求した商品を提案することで、市場の底上げを図っていきたいところだ。