食用油市場、健康感やおいしさが浸透し、21年も堅調な推移が続く
中鎖脂肪酸油が大きく伸長、ブレイクの予感
体によい成分を含み、サプリメントのように毎日摂取するプレミアムオイルは、金額ベースで対前年同期比19.1%減、物量ベースで同17.2%減。金額ベースの主な内訳は、しそ・えごま油が同24.7%減、アマニ油は同20.1%減、MCTオイルが同8.6%増。MCTオイルは美容や運動、健康維持に役立つことが期待されており、MCTオイルを使用した加工食品が続々登場している。日清オイリオグループでは、「日清MCTオイル」を使った機能性表示食品の「日清MCTドレッシングソース」を発売した。ドレッシングで毎日手軽に取り入れられることからトライアルに最適だ。また、料理の味つけや仕上げにかけたりつけたりする調味料感覚で使える風味油も好調で、各社から商品が発売されている。
大豆や菜種、パーム油などの原料の高騰は続いており、昨年に引き続き、今年も価格改定が発表されている。価格訴求に頼ることなく、健康価値やおいしさで食用油市場を活性化していく必要がありそうだ。