スーパーマーケット・トレードショー2022が2月16日から幕張メッセで開催!食品流通業界に最新の情報・商材・サービスを提供
総菜、弁当の最前線を紹介「デリカテッセン・トレードショー」(3ホール)
中食産業(弁当・総菜)に特化した商談展示会「デリカテッセン・トレードショー2022(略称:DTS2022)」は39社・団体、222小間(21年10月30日現在)の規模で開催される。DTSではデリカに関する情報提供の場を求めるニーズに応えるために、会期中だけでなく、年間を通してデリカに関する勉強会「デリカスタディ」を開催し、売れるメニューの提案や課題共有を図っている。
「お弁当・お総菜大賞2022」は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、専門店などで実際に販売している弁当・総菜・サラダ・パンなどの商品群の中から、食の専門家で構成された審査員により、とくに優れた商品を選出し表彰するプログラム。弁当部門、惣菜部門をはじめとした11の部門ごとに評価基準を設けて審査員による審査を行い、最優秀賞、優秀賞、特別賞、入選などを選出する。受賞商品は受賞シールを貼って販売することが可能で、店舗の売上アップに貢献する。
今回の「定番商品部門」は「タイ・ベトナム料理」にフォーカスを当て、優れた商品を選出。さらに前回に引き続き「容器部門」も設け、サスティナブルな活動で環境に配慮した取り組みを実施する容器メーカーから商品を募り、ブース内で公表する。
「お弁当・お惣菜大賞2022」は商品レベルも年々向上しており、11回目を迎えた今年は4万1923件がエントリーされた。同賞は開会初日の2月16日に国際会議場で表彰式(入場は関係者のみ、オンラインでライブ配信)を行う。会期中、ブース内で受賞商品の実物およびパネル展示を行うほか、フードコートにて受賞商品(一部)の販売も実施。また主催者企画では「食べくらべ体験スタンド」と称し、餃子の味変や鉄板調理、プラントベースなど日替わりで数量限定の試食提供も予定している。
弁当・総菜に関する情報を満載した情報誌「惣菜デリ最前線2022」の発刊も予定している。同誌では「お弁当・お惣菜大賞2022」の受賞商品・売場を紹介するほか、専門家・コンサルタントによる業界動向レポートやトレンド、デリカに注力する小売業の販売現場や取り組み状況のレポートなどを掲載している。今回も会場内で無料配布するため、必ず手に入れておきたい1冊だ。
地方産品が集結「こだわり食品フェア」(11ホール)
11ホールで開催される「第17回こだわり食品フェア2022」(主催:一般財団法人食品産業センター)は、個性豊かな地域食品をはじめ、素材・製法にこだわった食品が一堂に会する展示会。
今回は約100小間のスペースに90を超える企業・団体が参加。新規出展の企業も多くバラエティーに富んだ商品ラインアップが魅力だ。コロナ禍で大きく変化した新しい生活様式の中で食に楽しみを見出す生活者が増えている。同フェアで日本の食に携わる人々の思いやこだわり、底力を体感してほしい。
多彩なセミナープログラムをオンラインで配信
SMTSは多彩なセミナープログラムを用意しており、すべてオンラインで受講することができる。
全国スーパーマーケット協会会長・アークス代表取締役社長を務める横山清氏によるSMTSスピークスのテーマは「攻めと守りの防衛策」。ほかにも恒例の「スーパーマーケット白書」やグリーントランスフォーメーションをテーマにしたセミナー、SDGsに関するディスカッションなど、専門性の高い講演を多数開催していく。
さらに前回好評だった「スーパーマーケット Good Action Initiatives ~地元に愛され、地域とともに歩むお店づくりをするスーパーを応援する~」を継続して開催。社会インフラとして人々の生活を支える地元密着型のスーパーマーケット5社が地域に愛され地域とともに歩む店づくりについての事例発表を行う予定。
国内外から食に関するさまざまな情報や商材、サービスが一堂に会するSMTSで、ぜひ、自社の差別化につながる商品を見つけてほしい。