「ジョージア贅沢ミルクコーヒー」が甘さとミルク感にこだわった理由

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ゆるいアニメーション動画も好評

 「ジョージア贅沢ミルクコーヒー」は、コーヒー、ミルク*、砂糖という3つの要素で構成されたシンプルなミルクコーヒーだ。国産牛乳を贅沢に使用することで、コーヒーのコクの中にしっかりとしたミルク感を感じることができ、牧場で楽しむようななめらかなミルクコーヒーの味わいを実現した。しっかりとしたミルク感とコクを感じられる一方、甘さが後に残らず、ごくごくと飲みやすい点も特長となっている。
*ミルク=牛乳と乳製品

 親しみやすいカラーリングのパッケージには中央に牛とコーヒー豆のイラスト、国産牛乳仕立てのアイコンを配し、商品名にもやわらかなフォントを採用した。コミュニケーションでは、FUJIWARAの原西さんがモーションを担当したゆるい牛のアニメーション動画をデジタル広告として発信。動画と連動したPOPなど店頭用販促物も用意している。

◼️今秋は缶コーヒータイプも発売

 これらのマーケティング施策が奏功し、「ジョージア贅沢ミルクコーヒー」は発売以来好調に推移。

 マーケティング本部コーヒー事業部ブランドマネージャーを務める川野宏輔氏は好調の理由について、「牛のイラストが入ったパッケージはミルク感をイメージしやすいことからコーヒーエントリー層も手に取りやすく、PETボトルコーヒーのメーンユーザーである30·40代男性に加え、若年層も多く手に取っている」と語っている。

 この好評を受けて10月14日には「ジョージア贅沢ミルクコーヒー185g缶」を投入。缶タイプを発売することで自販機ユーザーの獲得をはじめ、多カ所展開によるトライアルを促進する。日本コカ·コーラでは「ジョージア贅沢ミルクコーヒー」の発売を通じ若年層など新規飲用者の拡大に努め、「ジョージア」ブランドおよびRTDコーヒー市場の活性化を図っていきたいとしている。

川野さん
マーケティング本部 コーヒー事業部 ブランドマネージャー
川野 宏輔氏
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