米クローガー、ベッド・バス&ビヨンドの商品をECサイトで販売、22年から
米スーパーマーケット最大手のクローガーは、家具・室内用品専門店大手ベッド・バス&ビヨンドの商品を自社EC(インターネット通販)サイトで販売する。一部の店舗でも実験的に取り扱う。販売は2022年初頭に始める予定だ。
ベッド・バス&ビヨンドは、家具やベッド用品、バス用品、キッチン用品・食器、収納用品などを扱う専門店で、北米で約830店舗を運営するほか、「バイバイ・ベイビー」の店名でベビー用品・衣料の専門店約130店舗を展開している。
クローガーはベッド・バス&ビヨンドのベッド用品や収納用品、バイバイ・ベイビーのベビー用品などを、第三者が出店するマーケットプレイス型のECサイト「クローガー・シップ」で取り扱う。同サイトで販売する商品は、利用者の自宅などに直接配送され、クローガーの店頭で受け取ることはできない。
同社はクローガー・シップを2018年8月に立ち上げ、生鮮商品を除く食品や輸入食品、キッチン用品、食器、玩具などを販売している。購入金額が35ドルを超えると、配送料は無料となる。
米小売業大手では、ウォルマートがカジュアル衣料大手のギャップと「GAP」ブランドのホームファッション商品を独占販売する契約を結び、21年6月から自社ECサイトでGAPブランドのベッド用品、バス用品、食器類などの販売を始めた。