[27日 ロイター] – 全米小売業協会(NRF)は27日、今年の米年末商戦(11─12月)の小売売上高が8.5─10.5%増の8434億─8590億ドルになるという見通しを示した。
昨年の売上高は7773億ドルだった。
NRFによると、企業がインフレ上昇に対応するために商品の値上げに動いているものの、所得の増加や高水準にある貯蓄が消費に寄与する見通しとした。
海外からの渡航制限解除も、小売売上高への追い風となる可能性がある。
また、小売業者の一角は、サプライチェーンのボトルネックなどを背景に商品の早期売り切れや配達の遅れが生じる可能性があるとし、9月から年末商戦のセールを開始している。