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ユーロ圏小売売上高、1月は前月比-5.9%、予想大幅に下回る

ドイツ・ミュンヘンのショッピング街
欧州連合(EU)統計局が発表した1月のユーロ圏の小売売上高は前月比5.9%減、前年比6.4%減で、予想を大幅に下回る水準だった。ドイツ・ミュンヘンのショッピング街で2月撮影。(2021年 ロイター/Michaela Rehle)

[4日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が発表した1月のユーロ圏の小売売上高は前月比5.9%減、前年比6.4%減で、予想を大幅に下回る水準だった。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)や、冬の販売低迷が響いた。

リフィニティブがまとめた市場予想の平均は、前月比が1.1%減、前年比が1.2%減だった。

食品・飲料・たばこの販売は前月比1.1%増加したが、自動車燃料を除く非食品は12.0%減。オンライン販売は7.1%増だった。

国別にみると、減少が大きかったのはオーストリア、アイルランド、スロバキアで、いずれも10%超の減少だった。

同時に発表された1月のユーロ圏失業率(季節調整済み)は8.1%で12月から変わらず。12月は8.3%から修正された。

ユーロ圏全体の失業者数は8000人増の1328万人。

前年同月の失業率は7.4%だった。失業率は一時帰休措置により大幅には上昇していない。