米クローガー、第2四半期の既存店売上高は14.6%増、ECは127%の増収
米スーパーマーケット最大手のクローガーが発表した2020年度第2四半期(5〜7月)の既存店売上高は、前年同期比14.6%増だった。第1四半期の19.0%増に比べると伸び率は鈍化したが、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要が追い風となり、業績の拡大が続いている。
EC(インターネット通販)の売り上げは127%増と大きく伸びて、既存店売上高を押し上げた。クローガーでは、約2100店舗でEC商品の店頭受け取りサービスを、約2400店舗で宅配サービスを行っている。
会社全体の売上高は8.2%増の304億ドル(約3兆2000億円)、営業利益は46.7%増の8.2億ドル、純利益は約2.8倍の8.1億ドルだった。
20年度通期の業績見通しは、既存店売上高が前期比13.0%超、営業利益が39億〜40億ドルを見込んでいる。設備投資は30億〜34億ドルを計画している。