米ストップ&ショップ、ウーバーと組んで高齢者の買い物運賃半額に
米東海岸北部を地盤とするスーパーマーケットのストップ&ショップ(マサチューセッツ州クインシー)は4月8日、ライドシェア大手のウーバー・テクノロジーズと組んで、買い物のために来店する高齢者の運賃を半額にする期間限定サービスを始めた。
同社は新型コロナウイルスの感染対策として、午前6時から7時半を60歳以上の人だけが入店できる特別時間帯に設定しているが、早朝に来店する高齢者の利便性を高めるために、買い物の行き帰りに低価格でライドシェアを利用できるようにする。
ウーバーの専用アプリでライドシェアを予約する際に、プロモーションコードを入力することで運賃が半額になる。利用できるのは午前6時から7時半までの間で、割引額は上限20ドルまで。利用回数は週に2回までで、4月29日までの限定サービスとなる。
ストップ&ショップは、オランダに本拠を置くアホールド・デレーズの米現地法人の傘下チェーンで、マサチューセッツ州のほかコネチカット、ニューヨークなどの各州に合計で約400店舗を展開している。