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米クローガー、植物由来の代替肉製品を発売、PB「シンプルトゥルース」から

クローガーPB製品
代替肉を使ったハンバーガー用パティやひき肉などを今秋から順次発売する

 米スーパーマーケット最大手のクローガーは今秋、プライベートブランド(PB)「シンプルトゥルース」から植物由来の代替肉製品を発売する。植物性たんぱく質を使った代替肉は、健康志向の若者などに支持され急速に普及し始めており、クローガーでは2020年にかけて毎月、新製品を投入していく計画だ。

 代替肉を100%使ったハンバーガー用パティ、ひき肉、ハム・ソーセージ、パスタソース、サワークリームなどをクローガーの店舗とインターネット通販「クローガー・ドット・コム」で販売する。

 科学誌「サイエンス」が2018年に発表した研究結果では、代替肉は食品生産に伴う温室効果ガスの排出量を70%以上削減する効果が見込まれており、環境意識が高い消費者の間でも支持が広がっている。

 米国ではヤム・ブランズ傘下のケンタッキーフライドチキンが、代替肉製造の新興企業、ビヨンド・ミートと組んで8月27日から、代替肉を使ったフライドチキンの試験販売を始めている。