配車グラブ、インドネシアに20億ドル投資へ ソフトバンクから調達

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配車グラブ
7月29日、東南アジアの配車アプリ大手グラブは、ソフトバンクグループから調達した資金20億ドルを利用して今後5年間にインドネシアに投資すると発表した。写真はシンガポールで3月撮影(2019年 ロイター/Anshuman Daga)

[ジャカルタ 29日 ロイター] – 東南アジアの配車アプリ大手グラブは29日、ソフトバンクグループから調達した資金20億ドルを利用して今後5年間にインドネシアに投資すると発表した。

次世代交通網の整備や、医療など重要なサービスの提供方法の改革を進めるという。

グラブは発表文書で「ソフトバンクはグラブを通じてインドネシアに20億ドルを投じ、重要なサービス・インフラのデジタル化を推進する」とした。

ソフトバンクから調達した総額30億ドル近い資本の中から投資を行うという。

同社の孫正義社長は同日先に、ジャカルタで記者団に対し、グラブに20億ドルを出資すると述べていたが、新たな資金なのか、これまでに発表済みの資金なのかには言及しなかった。

孫社長は、ジャカルタでのグラブ第2本社建設も支援すると明らかにした。

グラブからのコメントは現時点で得られていない。発表文書によると、同社は2017年以降、インドネシアに10億ドル超を投資している。

ソフトバンクグループ 孫正義社長
7月29日、東南アジアの配車アプリ大手グラブは、ソフトバンクグループから調達した資金20億ドルを利用して今後5年間にインドネシアに投資すると発表した。写真はソフトバンクグループの孫正義社長。都内で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

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