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オークワ、3〜8月期の営業利益は41.4%減の24億円、9億円の上振れ

オークワ外観
2021年3〜8月期の連結営業利益が41.4%減の24億7000万円となり、63.2%減の15億5000万円を見込んでいた従来予想に比べて、9億2000万円の上振れとなった。

 和歌山県に本社を置くオークワは9月29日、2021年3〜8月期の連結営業利益が41.4%減の24億7000万円になったと発表した。63.2%減の15億5000万円を見込んでいた従来予想に比べて、9億2000万円の上振れとなった。

 新型コロナ感染症対策の一環でチラシの自粛を行ったことなどにより、販売管理費が抑制された。営業利益が上振れしたことに伴って、純利益も39.6%減の14億4000万円と従来予想を5億4000万円上回った。売上高に当たる営業収益は、従来予想通り5.1%減の1330億円で着地した。

 感染拡大の先行きが不透明なうえ、店舗改装などの費用増を見込んでいることから通期業績については従来予想を据え置いた。22年2月期の連結業績は、営業収益が前期比3.3%減の2700億円、営業利益が38.8%減の48億円、純利益が47.2%減の20億円を予想する。