[東京 20日 ロイター] – 経済産業省が20日発表した2月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は97.0(2015年平均=100.0)で、前月比0.3%上昇した。4カ月ぶりの上昇。
11業種中、上昇方向に影響したのは4業種。
「生活娯楽関連サービス」は 飲食店、飲食サービス業、洗濯・理容・美容・浴場業や娯楽業が8.5%上昇した。「小売業」は その他の小売業、機械器具小売業や各種商品小売業が3.0%の上昇。「医療、福祉」は2.2%、「運輸業、郵便業」は0.9%、それぞれ上昇した。
一方、6業種が低下方向に影響した。「卸売業」はその他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)や建築材料、鉱物・金属材料等卸売業などが3.0%低下した。「情報通信業」は3.3%、「電気・ガス・熱供給・水道業」は4.8%、「不動産業」は1.0%、「事業者向け関連サービス 」は0.3%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.4%、それぞれ低下した。
「金融業、保険業」は横ばいだった。