[東京 24日 ロイター] – 日本ショッピングセンター(SC)協会が24日発表した10月のSC既存店売上高は前年同月比2.4%減となった。消費税増税の反動減と大型台風などの影響により前年を大きく下回った。
テナント、キーテナントともに全ての立地で前年を下回った。特に、9月の駆け込み需要によりプラス幅が最も大きかった大都市中心地域では、百貨店などのキーテナントを中心に反動減が大きくみられた。
業種ごとの販売動向をみると、駆け込み需要の反動減や大型台風などの影響に加え、気温が高めに推移したことで秋冬物の動きが鈍かったことが影響し、婦人衣料が不振と回答したSCが多かった。