和歌山県が地盤のオークワは6月26日、2021年2月期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前期比29.0%増の44億5000万円と、従来予想から7億5000万円引き上げた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりで、足元の業績が急伸していることが要因だ。
売上高に当たる営業収益は3.2%増の2740億円、純利益は39.9%増の20億円となる見通し。従来予想に比べて、それぞれ60億円、5億円の上方修正となる。
20年3〜5月期の連結業績は、営業収益が前年同期比8.8%増の687億円、前年同期は2300万円の赤字だった営業損益は20億円の黒字に転換した。純損益は11億円の黒字(前年同期は2400万円の赤字)だった。
3〜8月期の営業利益は前年同期比約4倍の30億円を予想しているが、下期は業績の伸びが鈍化すると見込む。