[17日 ロイター] – 米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が17日発表した第3・四半期決算(3月31日まで)は、利益が市場予想を上回った。新型コロナウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)で、おむつやトイレットペーパーなどの買いだめが起きたことが背景。
日用品を手掛けるP&G部門の売上高は6─8%増加した。
純売上高は約5%増の172億1000万ドル。リフィニティブのアナリスト予想は174億6000万ドルだった。
同社帰属の純利益は6.3%増の29億2000万ドル。一時項目を除いた1株利益は1.17ドルで、市場予想を0.04ドル上回った。
ただ通期売上高の伸びについては、従来目標の4─5%から3─4%に引き下げ。為替変動を考慮したという。
午前の取引で株価は約0.8%高で推移している。