サッポロHDがアメリカでの清涼飲料水事業を譲渡を発表、今後は酒類に注力

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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サッポロHDは24日、取締役会において米国の持株会社(比率51%)である米カントリーピュアフーズ社を米ブルーポイントキャピタルパートナーズに譲渡すると発表した。これによりサッポロHDはアメリカでの清涼飲料事業から撤退することになる。今後は酒類事業に注力するとしている。

カントリーピュアフーズ社は豊田通商アメリカ(持株比率49%)との合弁会社で、アメリカでチルド飲料の製造などを行っている。設立は1995年。2012年にサッポロHDのアメリカにおける飲料事業への参入により株式を取得するに至ったが、アメリカでの果汁飲料市場における環境の変化により中長期的な成長が見込めないとして今回、ブルーポイントキャピタルパートナーズに譲渡することになった。

なお、本株式の譲渡に伴う損失(約50億円)は、11月6日に公表した12月期の連結業績に通しにすでに織り込み済みとしていて、変更はないとしている。

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