LIXILビバ上半期の営業利益11.5%増、メーカーとの開発商品の販売が奏功
LIXILビバの2020年3月期第2四半期(4~10月)の業績は、売上高975億円(前年同期比8.2%増)、営業利益64億円(11.5%増)と増収増益となった。
前半は天候不順の影響もあって売上が伸び悩んだものの、後半に消費増税前の駆け込み需要等により、既存店ベースの売上高は2.7%増と増収となった。スーパービバホーム四日市泊店、スーパービバホーム志摩店、スーパービバホーム小田原国府津店の3店舗を出店したことも、売上増に貢献した。
メーカーとのタイアップによる開発商品の販売が奏功し、売上総利益率が33.7%(前年同期比0.5ポイント増)と改善したことが増益に繋がった。
下期は10月25日オープンの「スーパービバホーム大木店」の他、11月開業の「ビバモール本庄」、20年2月開業の「ビバモール甲斐甲府」、同3月開業の「ビバモール東松山」を予定している。
通期は、売上高1930億円(6.7%増)、営業利益93億円(14.0%減)、経常利益86億1500万円(14.8%減)、当期利益51億8300万円(71.9%増)と期首初めの予想を変えていない。当期純利益が大きく減益予想になるのは、前期の当期純利益に、前事業年度の連結子会社の吸収合併による「抱合せ株式消滅差益」117億 4400万円が含まれているため。