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「食べてみたいカレー」ランキング
男性1位「昔ながらのカレー」、女性1位「スパイスカレー」

「ホットペッパーグルメ外食総研」が開催する「トレンド座談会」6月レポート

【トピックス】カレーはスパイス重視傾向

 人気の国民食、カレー。「ホットペッパーグルメ外食総研」が「外食で食べてみたいカレー」を調査したところ、男性の1位は「昔ながらのカレー」、女性の1位は「スパイスカレー」となりました。

「昔ながらのカレー」はその名の通り、喫茶店やチェーン店でおなじみのスタンダードな“日本のカレー”。対して「スパイスカレー」は小麦粉やルーを使わずにスパイス本来の香りが楽しめるカレーです。

「並んでも食べたいカレーの要素」で「スパイスが効いている」が1位となったことからも明らかなように、材料であるスパイスにこだわる傾向が見られました。

「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員
有木 真理が解説~スリランカカレーに注目!

有木 真理

 日本のカレーの歴史は、戦後の“ぽってり濃厚”な北インド風カレーに始まり、1980年代には欧風カレー、1990年代にはタイカレー、2000年にはシャバシャバで辛みの強い南インド系のカレーとバリエーションを増やしてきました。

最近はスパイスにこだわった「スパイスカレー」が人気で、その中でも、ココナッツのマイルドさとトッピングを混ぜて味を変化させることが特徴的な「スリランカカレー」に注目です。また日本の出汁(だし)文化を生かした「出汁カレー」にも可能性を感じます。

今後もカレーの進化は止まらないでしょう。