b8ta、カフェ導入の3号店を渋谷で開業 最先端の飲食体験をレポート
ヴィーガン餃子や
自然派プロテイン・・・
新規軸の食品がズラリ
渋谷店は、「b8ta」のなかでも「実証実験店舗b8ta 1.5」を掲げ、1・2号店にはない新しい試みにチャレンジしている。
とくに今回特筆したいのは、新たにカフェスペースを設置するとともに、食品カテゴリーの商品を充実させている点だ。1・2号店を運営するなかで多くの企業から要望が挙がったことを受けて挑戦したもので、試食・試飲を絡めて五感に訴える体験を提供する。
食品カテゴリーの商品は、常時9品目、イベント時には計14品目を扱う。取材時はヴィーガン向けの餃子や、希少性の高いホップを使ったこだわりのビール、自然派素材だけを使ったプロテインバーなど、新機軸のユニークな商品が並んでいた。
気兼ねなく何でも
質問できる接客
では、実際にどのような飲食体験を提供しているのか、実際に体験してみた。
まず、特徴的なのが質の高い接客だ。筆者が自宅で茶葉から挽いた抹茶を淹れられる「抹茶マシン」を見ていると、「b8taテスター」と呼ばれる接客スタッフがかに話しかけ、「マシンのデザインは茶室にある円窓がイメージされている」「マシンの中で茶葉を挽くので本当に挽きたての味が楽しめる」など、商品について詳しく教えてくれる。
「b8taテスター」は商品知識や接客の訓練を日々重ねていることでも知られる。また「b8ta」が売ることを主目的としていないため、接客に「商品を売られている」という感じがなく、商品について気兼ねなく何でも質問できるという印象を受けた。