ミニストップ、中国子会社の青島ミニストップを解散
ミニストップは9月6日、中国の山東省青島市に本社を置く連結子会社、青島ミニストップを解散すると発表した。10月15日で店舗の営業を終了し、手続きが完了次第、会社を清算する。
青島ミニストップは2009年の設立で、ミニストップが90.7%、青島イオンが9.3%を出資している。2021年2月期の売上高は、前期比21.4%減の23億円、営業損益は5億円の赤字(前期は約4億円の赤字)、最終損益は6億円の赤字(同4億円の赤字)だった。
同社の清算に伴って、ミニストップは21年6〜8月期に事業撤退損失など11億円余りを特別損失として計上する。また、青島ミニストップに対する貸付金約10億円を放棄、貸倒引当金を積んでいない2億3000万円も特別損失に計上する。
ミニストップは中国で67店舗(7月末現在)を展開しているが、遼寧省で現地企業とのエリアフランチャイズ契約に基づく店舗展開は継続する。