ホームセンターのいない、新たに万引き抑止システムの導入を開始

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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いない
「いない」は山陰を中心にホームセンターや専門店を展開する

 山陰を中心にホームセンターや専門店を展開するいないは、アローテックの万引き抑止システム「ミテマスmini」の導入を開始した。

 同社はこれまで、監視カメラや防犯ゲートを導入していたが、2020年7月のレジ袋有料化以降、顧客と万引き犯との区別がつきにくくなる中で、「ミテマス」のテスト導入を開始。ロス率の明らかな低下が見られたことから、廉価版の「ミテマスmini」の発売を機に導入を決定。今後、全33店舗での導入を進める。

 「ミテマスmini」は、AC電源に接続するだけで簡単に設置が可能で、低コストで導入できるのが特徴だ。人感センサーを搭載しており、検知時に検知音を出力し、録画を開始。映像はSDカードに自動録画される。同業他社での実証実験では、設置した工具売場や化粧品売場のゴンドラで33%~94%のロス削減に寄与した実績を持つ。

録画中の画像
リアルタイムで7インチモニターに監視映像を映すことで、万引き抑止を図る。
売場の様子。棚の奥側にモニターが配置されている。

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