ファミマ、加盟店支援組織の機能を強化、ベテラン社員を活用
ファミリーマートは6月21日、加盟店支援策の一環として「加盟店相談室」の機能を拡充していることを明らかにした。加盟店相談室はフランチャイズ加盟店からの問い合わせ窓口として、加盟店オーナーからの相談や提案に対応している。
加盟店相談員にはベテラン社員や定年退職後に再雇用された社員が就いており、各地域に専任の相談員を配置している。契約更新を迎える店舗を中心に、2020年度には約1000店舗を訪問した。
相談員は加盟店からの相談・意見を集約して、本部の関連部門と共有している。加盟店を担当する経営指導員と協力して、問題解決を支援することもある。また、相談員は加盟店からの改善提案も受け付けており、店舗システムやオペレーション、商品などに対する要望を本部に伝え、改善につなげているという。