クスリのアオキHD、SM事業担当部長職を新設、食品スーパー子会社の連携図る
ドラッグストアのクスリのアオキホールディングス(HD)は5月7日、食品スーパー子会社のシナジー効果を追求することを目的に、5月21日付けでSM(食品スーパー)事業担当部長職を新設すると発表した。
同社は昨年6月以降、地場食品スーパーのナルックス(石川県白山市)、フクヤ(京都府宮津市)、サン・フラワー・マリヤマ(石川県輪島市)の3社を相次いで買収した。また、今年4月にはナルックスにスーパーマルモ(茨城県土浦市)の食品スーパー事業を吸収させることを発表しており、6月1日に手続きを完了させる予定だ。スーパーマルモは食品スーパー7店舗を運営している。
SM事業担当部長には、主力事業会社のクスリのアオキで大型店事業部長を務める野口剛氏が就く。
クスリのアオキも5月21日付けで組織変更および人事異動を行う。商品本部内に4つあったグループを、医薬品や化粧品などを担当するHBL商品部、加工食品を扱うフード商品部、生鮮商品部の3つに再編、食品事業を強化する。
HBL商品部長には商品本部ノンフード統括兼ヘルスケアグループリーダーの中田耕司氏、フード商品部長には商品本部フード統括兼第二フードグループリーダーの藤岡慶成氏、生鮮商品部長兼生鮮企画課長には大型店事業部生鮮改革プロジェクトリーダーの松本英之氏が、それぞれ就任する。