業界関係者大注目!“映える総菜”で大人気の愛知のスーパーがスゴい!
インパクト大の商品とSNS活用で業界関係者注目のSMをレポート!
食品スーパー(SM)の総菜開発において近年、業界関係者から注目を集めるローカル企業がある。東海地方でSMを展開する山彦(愛知県/山田孝彦社長)だ。独自性の高い商品、販促を展開し、地元を中心に評判になっているという。その人気の秘訣を探るべく、実際に山彦の注目店に足を運び取材した。
平日でも開店前から30人以上が行列!
1970年創業の山彦は、「生鮮館やまひこ」という屋号のSMを、愛知県を中心に計10店舗展開している。今回筆者が訪れたのは愛知県尾張旭市にある「尾張旭店」だ。2019年11月、地場SMの退店跡地に居抜き出店した山彦の最新店だ。
店に到着してまず驚いたのは、平日で、開店時間の10分ほど前に到着したにもかかわらず、すでに店の前に30人以上の行列ができていたことだ。来店客の1人によると「早く行かないと売り切れてしまう商品もある」とのこと。約30台分の駐車場はすでに約3分の2が埋まり、クルマを見ると「名古屋」「豊田」「岐阜」ナンバーもあり遠方からもお客が来ていることがわかる。
店がオープンすると、並んでいたお客全員が一直線に総菜売場に向かう。そこで目に飛び込んでくるのが、大きなガラス窓を使用し、売場から調理シーンが見えるように設計された厨房だ。そこに計10人ほどの従業員を集中的に配置し、ほとんどの商品を店内調理で提供している。
素材を贅沢に使った具だくさんメニューを訴求!
次に目を見張るのが、見た目のインパクトが大きい商品だ。とくに一般的な総菜よりも具材が豊富に使われているのが特徴である。
たとえばこの日、壁沿いで売り込んでいたのが「具だくさんのおこわ」だ。
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