ライフとアマゾン、食品の配送エリアを東京23区に拡大、今夏に4市追加
食品スーパー大手のライフコーポレーションとアマゾンジャパン(東京都目黒区)は、有料会員向けサービス「プライムナウ(Prime Now)」を通じた食品宅配の対象エリアを東京都内23区全域に拡大した。
両社は2019年9月、ライフの店頭で取り扱う生鮮食品と総菜、プライベートブランド商品「ライフプレミアム」など合計数千点の商品を、プライムナウ専用アプリで注文できるサービスを、板橋区、新宿区など都内7区でスタートした。その後、今年4月に中央区など5区を追加するなど順次配送対象エリアを広げていたが、6月30日から大田区、品川区、港区が新たに加わり、23区全域をカバーした。今夏までには都内の狛江、調布、三鷹、武蔵野の4市にも配送エリアを広げる予定。
プライムナウを利用するには、年会費4900円(または月会費500円)を払ってアマゾンプライム会員として登録する必要がある。ライフはプライムナウ専用のアプリで注文を受けると、対応店舗のスタッフが店頭の商品をピッキングし、アマゾンの配達員に渡す。配達員は注文から最短2時間で商品を届ける。