週刊スーパーマーケットニュース マミーマート、「お弁当・お惣菜大賞」3部門で最優秀賞を受賞
全国スーパーマーケット協会主催の「お弁当・お惣菜大賞2025」で「最優秀賞・優秀賞・特別賞・入選作品」が決定した。14回目となる今回は1万5256件がエントリー。スーパーマーケットと専門店・コンビニエンスストアの最優秀賞は合わせて20点。スーパーマーケットでは、マミーマートとグループ会社の彩裕フーズが3部門で最優秀賞を獲得した。昨年も弁当部門、サラダ部門、麺部門の3部門で最優秀賞を獲得。最優秀賞の受賞企業と受賞商品は以下のとおりだ。(1月17日~23日までのニュースをまとめました)
最優秀賞の受賞企業と商品
- <魚弁当部門>「彩り幕の内御膳(活〆ぶり西京焼入)」(サミット)
- <弁当部門>「季節盛膳 秋の贅沢気分」(有楽調理食品・いかりスーパーマーケット)
- <総菜部門>「湘南産トマトとさばマヨのチーズ焼き」(グリーンフーズ・しまむらストアー)
- <サラダ部門>「タンドリーチキンサラダ」(彩裕フーズ・マミーマート)
- <麺部門>「宍道湖しじみの松江おどん」(ハートピアコーポレーション・スーパーマーケットハロー)
- <丼部門>「北海道産ホタテの海宝飯」(彩裕フーズ・マミーマート)
- <おにぎり部門>「割烹おにぎり膳(白海老と桜海老・たこ飯)」(マミーマート・生鮮市場TOP!)
- <寿司部門>「日本の食文化を知ってほしい!福岡産将軍ねぎのくじら巻」(ダイキョープラザ・ダイキョーバリュー)
- <パン部門>「ザク旨!ごま香るビーフカレーパン」(ベルジョイス)
- <スイーツ部門>「焼き芋たっぷりのサンド」(平和堂・アルプラザ)
- <各国料理部門>「ココナッツミルクのコクうまグリーンカレー」(東急ストア)
マルヨシセンター
<第3四半期決算>増収も営業・経常損失を計上
2025年2月期第3四半期決算(連結24年3月1日~11月30日)は、営業収益が対前年同期比3.5%増の307億4800万円となったものの、3700万円の営業損失、4500万円の経常損失が発生した。
第3四半期連結累計期間は、顧客が「必要な時に」「必要なものが」「必要な数量」揃った売場をめざし、品切れさせない時間帯別の売場管理を徹底。また、サービス・品質・売場など総合的に満足してもらえる店づくりを進めた。これらの施策を反映させたフラッグシップモデル店舗として、四国戦略の1号店ともなる「三加茂店」(徳島県三好郡)を24年11月に改装オープン。一方、製造工場の生産性向上も重要課題と捉え、製造商品の選択と集中による製造効率の向上や、新しい製造機器への投資を行って生産性の向上にも取り組んだ。
営業損失は、「三加茂店」の改装費用、イズミのランサムウェア感染被害の影響、システム統合に伴うシステム整備のための費用発生に起因する。段階的に進めてきたイズミとの仕入・物流・システムの統合が24年6月から本格稼働し、今後は仕入れ原価の低減や物流の効率化をさらに進め、利益拡大を図っていく。
25年2月期の連結業績については、営業収益で同0.4%増の400億円、営業利益で同24.7%減の3億1000万円、経常利益で同24.6%減の3億円、純利益で同41.0%減の8000万円を見込み、厳しい決算となる模様。