11月27日、イトーヨーカ堂(東京都/山本哲也社長)はONIGO(東京都/梅下直也代表)と資本業務提携を締結。新しいデリバリーサービスを構築し、「ONIGO上のイトーヨーカドーネットスーパー」として、2025年2月から93店舗でサービスの提供を開始する。ONIGOが持つクイックコマースのシステムや事業開発力と、イトーヨーカドーが持つ商品調達力とデリバリーサービスのノウハウを組み合わせることで、サービスの品質をさらに向上させることを目的にした(12月6日~12日までのニュースをまとめました)
コープさっぽろ
家族葬施行ホールが計58式場に
12月に釧路エリア2号店となる葬儀の新式場「コープの家族葬ウィズハウス星が浦」がオープン。家族葬施行ホールは、提携葬儀社を含め計58式場となった。組合員の要請で96年に開始した葬祭事業「コープの家族葬」は21年、「めもるホールディングス」との提携で式場エリアを拡大。北海道の葬儀のプラットフォーム構築をさらに進めていく。
23年度の資源回収売上は5億円超
古紙回収ボックスの設置を進め、12月15日から新たに函館地区の4店舗に設置する。23年度は、エコセンターで回収した古紙を含む資源物は3万4942トンで、約5.3億円の売上を達成。資源物回収で得た利益は、すべてを子育て支援に活用し、ファーストチャイルドボックスや「えほんがトドック」などに使用している。
みやぎ生協
宅配で介護食・医療食の取り扱いを開始
宮城県と福島県の全域へ届ける夕食宅配の「健康管理食」でこれまでの普通食に加え、介護食・医療食の取り扱いも開始した。咀嚼や嚥下の段階に合わせた「きざみ食」や「ムース食」、糖尿病が気になる人のための「カロリー1600・1440調整食」、腎臓への負担を減らしたい人には「たんぱく60g・40g調整食」などを用意した。
ベイシア
「さくら氏家店」初の大型リニューアル
2006年12月のオープン以来の大型リニューアルを行い、12月6日に再オープンした。今回のリニューアルでは店内設備を入れ替え、売場レイアウトを刷新。総菜コーナーでは、セルフ式カレーライスを復活させ、セルフ式麻婆豆腐を栃木県で初めて導入した。フローズンコーナーについては、品揃えを2.5倍以上に拡大し、人気の高い中華系おかずでは宇都宮餃子を中心に30種類以上を展開。日配品コーナーでは、県産米「いな穂ちゃん」や「佐野ラーメン」など、県内各地の名品を豊富に揃えた。
- 所在地……栃木県さくら市氏家725
- 営業時間…9時~20時
JA全農
「酪農家応援キャンペーン」を展開
JA全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」が、12月11日から25日まで「酪農家応援キャンペーン」を展開する。学校給食の実施がなくなり、生乳が一時的に余ってしまう年末年始の需要喚起のため、牛乳や乳製品の消費キャンペーンを行うものだ。一連の取り組みでは、ファミリーマートも協同乳業と協業して商品を開発し、12月24日から販売する。
東急ストア
新ダイヤグラム開発で「物流構造改革表彰」受賞
経済産業省と国土交通省が実施する「物流パートナーシップ優良事業所表彰」において「物流構造改革表彰」を受賞した。日本アクセス、SBSロジコムと物流2024年問題に伴う課題解決に向けて連携し、ダイヤグラムの抜本的な改定を実施。複数課題の同時解決を実現させた取り組みとして評価された。
3社は、既存のルールを抜本的に見直し、便ごとの納品カテゴリー・店着時間指定の緩和、積載100%後配送、最終便追走廃止などを行い、新しいダイヤグラムを開発。ドライバーの長時間拘束解消、積載率の向上とコストダウン、ドライバーの待機時間削減・収入対策、CO2削減などの複数課題も同時解決した。
家庭系廃食油の回収で連携協定
家庭から出る廃食油の回収をさらに推進するため、連携協定を締結した。東京都大田区、日本航空と小売5社(イオンマーケット、京急ストア、ダイエー、東急ストア、ビッグ・ライズ)が参画する連携協定で、SAF(Sustainable Aviation Fuel)の製造推進で連携。家庭で発生する廃食油をSAFの原料として回収・リサイクルする仕組み構築をめざしていく。
サミット
「サミットカップ2024」優勝凱旋セールを実施
メーカー32社がレシピ対決を行う「サミットカップ2024」で、雪印メグミルクが優勝。昨年優勝したプリマハムとトップを争って勝利し、12月11日から13日に優勝凱旋セールを実施した。
オークワ
「富田林旭ケ丘店」をオープン
12月13日にオープン。大阪府下では21店舗目、SSM業態としては83店舗目の出店で、展開店舗数は154店舗となった。新発売の「生ドーナツ」「七種だし」を使用した和総菜、店内で販売する果物を使用したフルーツタルトやフルーツ大福、即食需要に対応したフィッシュデリ、店内加工のローストビーフ使用の肉寿司、お手頃スイーツの「ちょっとお茶しよ菓」、駄菓子コーナー「駄菓子宝島」やグミコーナー「グミ百貨店」などを、売場の特徴にした。
- 所在地……大阪府富田林市旭ケ丘14-43
- 売場面積…752坪(直営)
- 年商予定…20億円
- 営業時間…9時~22時
- 駐車台数…259台
- 従業員数…社員17名、パート・アルバイト50名(8時間換算)
イズミ
「ゆめモール山陽」が来夏オープン
岡山県初の商業施設「ゆめモール」を25年夏にオープンする。イズミが運営する食品スーパー「ゆめマート」を中心に、ホームセンター、アパレルショップ、レストランなど13店舗を集約したオープンモール形式の近隣型ショッピングセンター(NSC)で、専門店が駐車場を取り囲むように出店。「ゆめモール山陽」のオープンに伴い、岡山県の店舗は、「ゆめタウン」6店舗、「ゆめマート」2店舗、「ゆめモール」1店舗、「ユアーズ」1店舗の合計10店舗となる。
- 所在地……岡山県赤磐市下市473
- 敷地面積…8333坪
- 駐車台数…約270台