ミズノがワークウエア市場に本格参戦!カタログオーダーで実現、多彩さと機能性とは

2024/02/14 05:59
油浅 健一
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2018年の本格参入以降、順調に伸長

ミズノカスタムスタジオサイトトップ
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 ミズノのワークアパレルへの本格参入は、まさにこうした流れに乗ったものといえるだろう。スポーツウエアで培った機能性は、ハードな動きや過酷な環境での作業に耐えうるアパレル製造にそのまま活かせる。加えて、ファッション性、デザイン性も磨かれており、そこにブランド力も相まって、障壁が低い。

 2018年に同市場に本格参入を果たした同社は、毎年130%前後の成長を続け(コロナの影響を受けた2021年度は前年比105%)2018年度に40億円弱だった売上が、2023年度は97億円となり、100億円も目前だ。「右肩上がりが続いてはいるが、まだまだ。2025年度には170億円を目指しており、そのための施策も強化していく必要がある」と同社ワークビジネス事業部  アパレル企画担当の外処一記氏は明かす。

 控えめに話すのには理由がある。ワークウエア市場には、大手企業を中心とした完全オーダータイプで、1988年から参入しているのだ。当然、完全オーダータイプは大口になるので売上に占める割合も大きい。つまり、ミズノのワークアパレル売上は、まだまだ大口の完全オーダータイプに頼った数字なのだ。2018年からスタートしたカタログ販売による一般向けの展開で、さらに拡大しようというわけなのである。

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