三菱地所、タイのアウトレットモールに資本参加、増床・拡張に協力
三菱地所は11月26日、タイの大手小売業セントラル・グループが開発した大型アウトレットモール「セントラルビレッジ」の第1期事業に資本参加すると発表した。日本でのアウトレットモール運営のノウハウを生かして、今後の増床・拡張に協力する。
セントラルビレッジは首都バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港から車で約10分、タイ都心部から約45分の場所にあり、2019年8月、第1期として約150店舗がオープンした。今後の増床により235店舗以上となる計画で、併設ホテルの開業も予定されている。
同モールはセントラル・グループ子会社のセントラル・パタナ・パブリックが開発、増床計画を含めた総事業費は50億タイバーツ(約180億円)を見込む。
三菱地所は米サイモン・プロパティ・グループとの合弁会社、三菱地所・サイモンを通じて、国内で9施設の「プレミアム・アウトレット」を展開している。