メニュー

ファミマと名古屋市、コンビニ一体型の認可保育所を開設、20年4月

ファミリーマートと一体型の認可保育所
ファミリーマートが建物を一括で借り上げ、一部を保育事業者に転貸する

 ファミリーマートと名古屋市は10月15日、コンビニエンスストアと一体型の認可保育所を2020年4月に開設すると発表した。コンビニと一体型の施設にすることにより、賃料が高く、物件の確保が困難な名古屋市中心部でも保育所を整備することが可能となった。

 今回の一体型施設の開発は、ファミマと名古屋市が18年12月に提携した「待機児童対策に関する連携協定」に基づくもので、ファミマが店舗一体型の保育所を整備する初めての試み。

 20年3月に同市葵区で完成予定の2階建ての建物をファミリーマートが一括で借り上げ、フランチャイズ加盟オーナーがコンビニを運営すると同時に、建物1階の一部と2階を保育事業者に転貸する。

 市が行った公募によって、マンション管理事業や保育事業などを手がけるサンヨーホームズコミュニティ(大阪市)が、保育所を運営することが決まった。保育所の名称は「葵サンフレンズ保育園(仮称)」で、生後6ヵ月から小学校就学前の児童を受け入れる。定員は60人。