コロナ禍でも連続2ケタ成長!快調サブウェイを牽引する学生デジマ部隊と新体制で描く成長戦略

2023/04/27 05:55
油浅 健一
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米国本国の株式売却話も改革の一環!新体制で描く、サブウェイの成長戦略

キオスク(天王洲シーフォートスクエア店)
キオスクレジをテスト導入している天王洲シーフォートスクエア店

 共同代表の鈴木孝尚氏の退任により、20234月から単独でサブウェイの舵取りを担っている阿相氏。同社で長いキャリアを重ねたトップとして「いい時から苦しい時期を経て、今また売上が好調な状況。もう、ターンアラウンド(再生)の期間は終わったのかなと。これからはより成長を加速させるモードにシフトチェンジしていかなければならない。創業者の株売却の話もあるが、これもグローバルでの改革の一環であり、ポジティブに捉えている。今のこの勢いをしっかりと成長軌道にのせていきたい」と話す。

 その上で、「成長を軌道に乗せる上で大事なのは人。しっかりオペレーションができる環境だったり、サービスだったり。ここに今年は力を入れていく。教育に関しては一つひとつの作業をすべて動画にして、オーナー、店長からアルバイトスタッフにまでしっかりと落とし込んでいく」と、人の強化に注力し、フランチャイズ全体のポテンシャルまでを底上げする方針を示した。

生産性向上のためのDXも積極推進

 さらに、「スタッフが店舗で、サンドイッチをつくることに集中できる環境も構築したい」と、デジタルメニューボードやキオスクレジなど、DXを積極推進。これまで人力で対応していた部分を機械化・自動化することで店舗スタッフの労力の最適化・最大化にも取り組み、「飲み込む」力をさらに増強する考えを明かした。

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