コロナ禍でも連続2ケタ成長!快調サブウェイを牽引する学生デジマ部隊と新体制で描く成長戦略
SNSマーケで増強した「集客」
「復調の兆しはコロナ前からあった。特に集客の部分、『呼び込む』力が強まった。ここは引き続き強化していきたい」と阿相氏。原動力となったのは、SNSを活用したマーケティング施策だ。
同社は、マス広告依存から脱却し、SNSを最大限に活用するマーケティングで、サブウェイファンによる情報交換、来店促進、ロイヤリティ形成までを実現させるモデルを構築。コンセプトは「話せる公式」で、ファンと直の対応も積極的に行うなど相互交流の場として機能させ、SNSマーケティングの成功事例として広く知られる存在になっている。
集客けん引する学生デジマ部隊
同社ではその運営の中で、デジタルネイティブの大学生インターンを活用。SNSの活用法を誰よりも知る世代にあえて裁量を与えることで、より踏み込んだ打ち手を可能にし、成果につなげている。
こうした体制の構築もあり、同社のTwitterフォロワー数は2018年11月時点の20万人弱から、4年で110万人超と5倍以上に成長。いまでは同社の重要な集客ツールとして、最大限に活用されている。