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武田薬、ドライアイ治療薬事業をノバルティスに売却へ

5月8日、武田薬品工業は、2件の売却案件を通じてポートフォリオを簡素化し、レバレッジ低下を促進すると発表した。写真は武田のロゴ。東京で2018年7月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[8日 ロイター] – 武田薬品工業は、2件の売却案件を通じてポートフォリオを簡素化し、レバレッジ低下を促進すると発表した。

同社は、ドライアイ治療薬「XIIDRA」事業を最大53億ドルで、スイスの製薬大手ノバルティスに売却することで合意。また、手術用パッチ剤「TACHOSIL」事業も約4億ドルで、エチコンに売却する。

同社はこれらの資産の売却について、2019年度連結決算の業績見通しへの大きな影響はない見込みとしている。

売却益は債務圧縮に充てる方針という。