[東京 28日 ロイター] – ソニーは28日、平井一夫会長が退任すると発表した。今後はソニーグループのシニアアドバイザーとして経営陣に助言する。
平井氏は「マネジメントチームと社員が一致団結し、ソニーという会社をより一層輝かせていく体制が整ったと確信し、35年間過ごしたソニーグループから卒業することを決めた」とのコメントを発表した。
6月18日開催の定時株主総会で取締役を退任。同日付で会長職も退く。
平井氏は2012年4月に社長に就任。分社化など構造改革を進め、不振だったエレクトロニクス部門を再生、ソニー復活への道筋をつけた。
(志田義寧)