行列覚悟!京都を代表する屈指の人気ラーメン店「本家第一旭」

2024/05/17 05:59
森本 守人 (サテライトスコープ代表)
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まずはスープからいただく

 すぐに店へ入りたいところだが、ご覧の通り、長い行列ができている。ちなみに時間は平日の午後4時過ぎ。最後尾に並び、順番を待つことにする。

最後尾に並ぶ。店に入るまで約40分かかった

 ちなみにこの本家第一旭を元として、他にも「第一旭」の看板を上げる店がある。京都府内だけでなく、兵庫県神戸市、愛知県一宮市はじめ他府県でも複数営業している。

 ある記事で読んだが、かつて鳥取県米子市にも同じ屋号を名乗る店があった。某放送局の取材によれば、京都の本家第一旭創業者の長男が経営していたのだという。また同じ記事で本家第一旭の社長もコメントしていたが、暖簾分けにより9系統の店を確認できるそうだ。名店だけに、同じブランドで営業したいという経営者が多かったのだろうと察する。

 約40分が経過し、ようやく入店する。案内された席はカウンター。入店時、券売機で買い求めていた「ラーメン890円」「餃子300円」「ビール(小)350円」のチケットを店員に渡した。

 料理が来るのを待つ間、あらためて店内を見回すと、意外に外国人の姿も目立った。ネットの浸透により、地元民、日本人観光客だけでなく、海外からもお客も呼び寄せているのだろう。

 最初に来たビールで乾杯。そして、しばらくして目の前に置かれたのがこのラーメン。まずはスープをレンゲにすくって口へ。澄んだ表情の中にも、少し豚のワイルドな香りがよい。次は麺。割り箸で適当な量を持ち上げ、食べる。うん、おいしい。上に乗っているチャーシュー、さらに九条ネギが絶妙のアクセントになっている。

私の目の前にラーメンが置かれる。まずはスープからいただく。九条ネギが絶妙のアクセントになっている
小ぶりの餃子がビールに合う

 遅れてやって来た餃子もいただいた。やや小ぶりで、ビールとの相性は抜群である。再び、ラーメンに戻りつつ、最後まで完食する。ふぅ、ごちそうさまでした。

 大満足で店を出ると、さきほどの行列はさらに伸びていた。やはり京都屈指の人気店であることを再認識した。

 皆さんも京都に来る機会があれば、ぜひ寄って欲しい。

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記事執筆者

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

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