クビ寸前のダメ販売員を売上日本一に変えた意外な方法とは

「人や環境のせいにしない」ということが最も大事なことだからです。これが、売り込まないセールスの全ての起点になります。
顧客に対してどうサービスをしていくのかももちろん大事ですが、「マインド」はそれ以上に重要な土台そのもの。人や環境のせいにする人は、どんなメソッドを使ったとしてもやっぱり売れるようにはならないのです。
ちなみに僕が売れない理由の2つ目として挙げていたのが「商品」です。僕の現在のクライアントでもある「スポーツオーソリティ」というスポーツ用品専門店が、僕の働いていた店の目の前にあったからです。
そこでは、僕の働いていたABCマートと同じ商品を扱っているだけでなく、全く同じ靴が30%オフぐらいで売っていました。さらには、もうちょっと坂を上がっていくと、東京靴流通センターという店舗があって、そこでは同じ靴が安い時は半額ぐらいで売っていたのです。
「値段が高いから売れない」「品揃えがしょぼいから売れない」「だから売れないのは僕のせいじゃない」と僕は言っていました。
3つ目が「立地」です。僕が働いていたABCマートの店は実際、場所がとにかく悪かったです。百貨店の5階で、お客さまが全然こないような場所にありました。だから、「売れないのは僕のせいじゃない、こんな場所に店を出すABCマートが狂っている!」と当時は本気で思っていました。
のちに、狂っていたのは僕の頭の方だったということに気付いたのですが、当時はそうやって人や環境のせいにしていました。
当時の僕のような人は何をしても売れるようにはなりません。まず考え方をきっぱり改めなければならないのです。
では僕は、なぜ変われたのかというと、「クビを宣告された」からです。
入社から3か月の間、「お前はいつも人や環境のせいにしているな」と店長から言われ続けながらも、ヘラヘラと懲りずに人と環境のせいにして仕事を続けて、いよいよクビになりかけたのです。
これが大きなショックとなり、バチーン!と目が覚めたのです。
「人や環境のせいにしても、売上は1円も伸びない」ということに気付いて、いかに人や環境のせいにしない環境を自分でつくっていくのか、ということに向き合うことにしました。
簡単に言うと、「言い訳を言わない」と固く心に刻み、徹底することにしたのです。
そして、「売れるセールスマインド醸成」の1つとして、「すぐ成果・すぐできる!1日1つ新しい行動を取り入れる」というやり方などを身につけて、僕は「売れる販売員」になりました。その具体的な方法については『勝手に売れ続ける最高のセールス』をご覧ください。
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