【JR東日本】AI活用した無人決済、赤羽駅で実証実験

2018/10/04 10:15
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JR東日本 東日本旅客鉄道(JR東日本)は、AI(人工知能)を活用した無人決済システムの実証実験を10月17日から赤羽駅(東京都北区)で始める。

 赤羽駅のホーム上の特設店舗にサインポスト(東京都中央区)が開発したAI搭載レジ「スーパーワンダーレジ」を設置、2ヵ月程度の実証実験を通じて、商品認識率や決済認識率などを向上させ、無人決済店舗の実用化を目指す。

 利用者は店舗入口の読み取り機に交通系電子マネーをかざして入店、売り場の商品棚から商品を取るとセンサーが認識し、決済ゾーンに進むと壁掛けディスプレーに購入する商品名と合計金額が表示される。交通系電子マネーでの支払いが完了すると出口ゲートが開く。利用者の動きは天井に設置されたカメラで認識する。

 特設店舗の面積は21平方メートルで、飲料やベーカリー、菓子など約140種類の商品を取り扱う。

 JR東日本が無人決済システムの実証実験を行うのは、2017年11月に次いで2度目となる。前回は大宮駅西口のイベントスペースに設置したポップアップストアで1週間、実験を行った。

 

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