JMホールディングス、本決算は増収増益で安定


ジャパンミート

 JMホールディングス(茨城県)が9月12日に発表した2025年7月期決算(連結2024年8月1日~2025年7月31日)は、売上高が前期比8.1%増の1,862億700万円、営業利益が9.8%増の100億4,800万円、経常利益が8.9%増の101億4,400万円、当期純利益が18.2%増の64億5,700万円となり、増収増益で着地した。

 連結財政状態については、総資産が13億6,200万円増の727億2,100万円、純資産が15億7,900万円増の453億4,700万円、自己資本比率は1ポイント改善して62.1%に高めた。

 「ジャパンミート生鮮館」、「ジャパンミート卸売市場」、「パワーマート」、「食肉卸売センターMEAT Meet」、「肉のハナマサ」、「スーパーみらべる」の6つの店舗業態と青果仲卸事業、米穀小売業で構成されるスーパーマーケット事業は、既存店が順調に推移したことや新規出店した10店舗が売上増に寄与し、事業売上高は1,814億9,700万円に伸長。8.2%増(138億500万円増)の増収を達成した。

 また、セグメント利益(営業利益)については11.5%増(9億8,500万円増)の95億6,800万円と2ケタ増益を果たした。

 出店については、「肉のハナマサPLUS」を9店舗、「ジャパンミート卸売市場」を1店舗開店。期末のスーパーマーケット事業の店舗数は114店舗に拡大した。

 その他の事業(外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業、施設運営管理事業)についても、売上高が6.3%増の74億8,000万円、セグメント利益が13.6%増の5億9,600万円となり、好調な業績となった。

 連結ベースの売上総利益は42億3,100万円増の534億4,000万円。売上総利益率は28.7%となり前期より0.15ポイント改善。販管費は33億3,100万円増の433億9,100万円となったが、売上総利益の増加分が販管費の増加分を上回り、営業利益を約9億円増やした。

 2026年7月期の連結業績については、売上高で5.3%増の1,960億円、営業利益で8.5%増の109億円、経常利益で8.4%増の110億円を見込み、前期に続き増収増益を計画した。

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